【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記③ヒマラヤ7日間トレッキング #ABCトレッキング【1日目】ポカラ~キムロン

こんにちは。かほこです。

本日からやっとこさ実際のトレッキング生活について書いていきます。
今日は1日目、ポカラ~キムチェ~キムロン(KIMRONG)までの道のりです。

それでは、レッツゴー!

 

トレッキング1日目(ポカラ~キムロン)

ついにトレッキングへしゅっぱーつ!

ポカラを出発!登山道入り口へ

ホテルで手配してもらったジープに乗り、登山道入口の「キムチェ」を目指します。ポカラからキムチェまではだいたい2時間ほど。途中コンビニ的なお店に寄ってくれました。

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途中寄ったお店。トイレもあります。

ここではミルクコーヒーを注文。ネパールで最初に滞在したホテルのウエルカムドリンクで出てきたミルクコーヒーが衝撃のおいしさで、それ以来、どこへ行ってもミルクコーヒーを頼んでいました。ほとんど外れもなかった。一杯50~100ルピーほどで安くて美味しいです。おすすめです! 

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こんな感じの山道をジープに揺られながら登っていきます。
キムチェに到着

そんなこんなであっという間にキムチェに到着。確かここで登山許可証のチェックがありました。登山許可証はカトマンズにて取得。その後も何度かチェックがあるのでなくさないように気を付けます。 

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登山許可証。カトマンズにて取得。

ジープを降り、いよいよ自分の足で歩き始めます。トレッキングのスタートです!

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キムチェに到着!ジープに別れを告げ、ようやく歩き始めます。
トレッキングスタート

最初の方は軽い登り坂をずーっと登っていく感じ。この時期のネパールは乾季にあたり、雨の心配がほとんどない登山のベストシーズンです。この日も漏れなく晴天。最初はインナーの長袖+半袖Tシャツの上に長袖を羽織っていましたが、直射日光がガンガン当たって暑いので、結局長袖もインナーも脱いで半袖1枚で歩きました。

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直射日光ガンガンで暑い暑い。脱ぎ着しやすい恰好大事です。

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このあたりの景色。すでに綺麗~

そういえば、わたしたちは「若いし何とかなるっしょ!」と思って、ガイドさんも荷物をもってくれるポーターさんも雇わず、2人きりで登りました。登山スタイルは人それぞれで、帰りの途中で出会った60代くらいの日本人ご夫婦(とても素敵なご夫婦でした)はガイドさん1人とポーターさん2人くらいと一緒に行動してましたし、頂上で会った日本人女性はガイドさんのみ雇って一人旅を謳歌していました。

ガイドやポーターといったサービスを上手に利用すれば女性一人でも高齢でも楽しめる。これもまたアンナプルナトレッキングの魅力です。

 

約1時間ほどするとガンドルックという集落に到着。お腹もすいたしここでお昼休憩を取ります。

お昼ごはん

ガンドルックにて初のネパール山小屋ごはん

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ガンドルックに到着!

ガンドルック(GHANDRUK)はかなり大きい集落で55ものホテル&レストランがあります。標高は2000m。キムチェが標高1680mなので400m弱登ったことになります。わたしたちはその中の「HOTEL TREKKER'S INN」というところでお昼ご飯を食べました。「雰囲気が良かったから」といういたってシンプルな理由で選びました。 

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HOTEL TREKKER'S INN AND RESTAURANT

見てくださいこのお庭!こんな感じでネパールの山小屋の中にはお花が綺麗に植えてあって雰囲気の良いところがたくさんありました。

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トマトスパゲッティーを注文

ここではトマトスパゲッティーを注文。確か500ルピーくらい。これが本当においしかった。この後これと同じものが食べたくて何度かトマトスパを注文しましたが、ここが一番だったな。再びおすすめ!笑

 

昼食を食べ終わり少し休憩した後、再び歩き始めます。ガンドルックを抜けた後は、山小屋ではなく民家が並び、地元の方が普通に生活していました。あれ?ここ人んちの中じゃない?大丈夫これ??と思いながら進みます。トレッキング中、唯一道に迷いかけたポイントです(看板もほとんどない)。手持ち地図を頼りに何とか抜け出しました。

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家と家の間の路地を歩いていきます。

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この辺りは普通の生活区域。途中会った子どもにめっちゃチョコくれって言われた。


景色のいいコムロンでカフェタイム

じわじわ上り坂を歩き続け、1~2時間くらいだったかな?次の集落、コムロン(KOMRONG)に到着しました。標高は2200mくらい。コムロンは切り立った崖の上にあり、この近辺では一番標高の高いところにある集落だったのでせっかくだからと寄っていくことにしました。

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とっても景色がいい場所でした。

安定のミルクコーヒーと初のマッシュルームスープを注文。クリーム系のスープを期待して注文しましたが、スパイス系のスープが出てきました笑。スープは基本カレー風味が出てくることをここで学びました。

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 コムロンを過ぎると今度は急な下りになります。オォ…せっかく上ったのに…という気持ちを抱えつつ進みます。途中こんな感じで看板がありますが、この辺りは基本「チョムロンはこっち!」という看板しかありません。この辺りではチョムロンが一番大きな町で1日目にチョムロンで宿泊する人が多いからです。この時点ではわたしたちもチョムロンに泊まる気でいたので、看板を見つけるたびに「もうちょいか!?」と期待を膨らませながら進んでいました。

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こんな感じで看板が設置されています。

宿に到着

宿泊地はキムロンに決定

急な崖を下り続け、一番下まで降りきると、なんとも壊れかけな橋が現れます。
おいおい大丈夫かこれ…と思いつつ渡り、渡りきった先が次の集落、キムロンです!

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やばそうな橋

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橋を渡りきると…

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キムロンに到着!

本当はここで小休憩をはさみ、チョムロンへ向かう予定でした。
…が!地図看板を見るとびっくり、チョムロンまで3時間。
この時すでに時刻は16時くらい。

「19時くらいまで歩きつづけんの…?」

(しかもまた上り坂)

「無理やな」

 

と、いうことで、あっさり諦めこの日はキムロンで滞在することに決定しました。

ここまでが1日目です。書いてみると長かったぁ笑

この日泊まった宿の紹介と、ここで出会ったお騒がせ中国人家族のエピソードはまた明日!紹介したいと思います。

 

それでは~!

 

かほこ

【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記②ヒマラヤ7日間トレッキング #ABCトレッキングってどんな感じ⁉

こんばんは、かほこです。

本日はアンナプルナBCのトレッキングがざっくりどんな感じなのか、まとめていきたいと思います。それではさっそく…


レッツゴー!

 

アンナプルナトレッキングってどんな感じ⁉

アンナプルナBCってどんなところ?

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ネパール中央部に位置するヒマラヤ山脈の一つ、アンナプルナ山。標高8,000mにもなるこの山に登る人たちが高地順応のために滞在する場所、それがアンナプルナベースキャンプです。標高は4,130m。その魅力は何といってもヒマラヤの山々に360度ぐるりと囲まれた景観です。4,130mの高地から7,000-8,000m級の山々を眺めるという日本では絶対にできない体験ができます。

 

そう、わたしが達成感とともにボーッと眺めていたこの7,000-8,000m級の山にイッテQ!のイモトさんはテレビの企画で登ったんです。いやぁ本当に尊敬。どれだけきつかったんだろうと考えると涙がちょちょぎれます。この時からわたしが尊敬する人ランキングにイモトさんが急上昇しました。

 

どこから行ける?

アンナプルナBCへ向かうトレッキングルートはいくつかあります。いずれもスタートは「ポカラ」という首都カトマンズから飛行機で30分ほどの町からとなります。このポカラもとーってもいい街で、カトマンズに比べ人も少なく、静かで穏やかなリゾート地です。湖を見ながら食べる朝食が最高でした。ポカラについてもちゃんと紹介したいな。

 

ポカラで滞在したホテルでジープを手配してもらい、登山道入り口の「キムチェ(KIMCHE)」まで移動しました。料金はいくらだったかな…3,000円~5,000円くらいだったかな(うろ覚え)。当時相棒だった地球の歩き方と地図が今現在手元にないので(実家ナウ泣)、取りに行ったら追記しよう、よし。
たしかバスで行く方法や、もう1つの入り口「ダンプス(DHAMPUS)」へ向かうルートもあり、それらの方が料金も安かったのですが、キムチェから行った方が約1日短縮できるし、なるべく体力を使いたくなかった(初心者のわたしがびびりまくった)、こちらを選びました。

 

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ホテルで手配してもらったジープ。右端に見切れてるのがホテルのオーナーさん(めっちゃ日本語喋ります)。

行程

わたしたちは行き4日間、帰り3日間の計7日間で行ってきました!

 

1日ごとの行程はこんな感じ↓

1日目-ポカラ~キムチェ~キムロン(KIMRONG)

2日目-キムロン~バンブー(BAMBOO)

3日目-バンブー~マチャプチャレベースキャンプ(M.B.C)

4日目-M.B.C~アンナプルナベースキャンプ【GOAL!】~デオラリ(DEURALI)

5日目-デオラリ~チョムロン(CHHOMRONG)

6日目-チョムロン~トルカ(TOLKA)

7日目-トルカ~ポカラ

 

トレッキング中の生活

キムチェ以降は基本的に一本道で、その途中途中に小さな町?ほど大きくないな…集落?(場所によって規模が異なる)があり、そこにある宿に宿泊しながらゴールを目指し歩き続けます。

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こんな感じの宿(小屋)が集まった集落がだいたい2~3時間間隔で現れます。

 

集落の中、もしくはその周辺には地図看板が設置してあります。記載されている所要時間はかなり正確で、これを参考にその日の行程を決めていました。

 

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行程を決める上で以外と大事なのは標高差。初心者の私からすると、アンナプルナトレッキングの道中は結構アップダウンの激しい道のりでした。膝ガクガクだし体力削られるしで、思ったより時間がかかってしまうことも。カトマンズでゲットした手持ち地図ではそれぞれの地点の標高も確認できるので、今日は標高差結構あるやん…とかも出発前にチェックして心構えしてました笑。

 

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だいたい朝6時7時くらいには起きて出発し、午前中3~4時間歩く。お昼を食べて午後も3時間くらい歩き、午後4時くらいには宿に入り、7時くらいには寝るというような生活です。夜やることもないのでめっちゃ早寝早起きです。自然に目が覚めます。
あ、そうそう、前述の陽気な韓国人は「夜なんもすることないじゃん?なんで泊まるの?早く帰りたい。」と言って、真っ暗闇の中、山を下っていきました。いやぁ、奴はすごかった…笑

 

宿代はいくらだっけなぁ…。1人あたり300ルピーぐらいだったかな。そんでもって食事代がだいたい一食500ルピー払えばお腹いっぱい食べられます。食事はびっくりするくらいメニューが豊富。しかも美味しい。ネパール登山の素敵なところです。山奥に行けば行くほど宿代が安くなり、食事代が値上がりしていった印象です。 

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たくさんのメニューからその日の気分に合わせて注文。途中から夜ご飯何にするかしか考えてなかった。

山登りで貴重なお水は、最初のうちはペットボトルで買えます。が、チョムロン以降はウォーターサーバーみたいなボトルから自分のボトルにお水を入れてもらう方式になります。いずれも100ルピーほど。ただ最後BC近くでは200ルピーくらいだったかな。わたしたちは1,000mlと400mlのネルゲンボトルを1つずつとチョムロンで買ったペットボトルを1本使いまわしてお水を持ち歩いてました。

 

宿によっては温かいお湯シャワーが出るところもあります。チョムロンとバンブーは出ました。神だった…。他は有料でバケツに入ったお湯をくれるところもありました。マチャプチャレBCはシャワーなし。マチャプチャレはな、あったところで寒すぎて入れんな…。まず服を脱ぐのすら苦行。

 

と、いうことで今回はトレッキング全体についてざっくりまとめました。

次の記事から日程ごとに実際の写真をふんだんに載せながら紹介したいと思います。

アンナプルナトレッキングはゴールのBCだけじゃなくて、その道中も本当に景色が最高なので、丁寧に紹介していきたいです。頑張ろう。

 

かほこ

 

 

 

 

【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記①ヒマラヤ7日間トレッキング #アンナプルナBC

こんにちは。かほこです。

 

突然ですが、私の会社は一般企業と少し違って、1年目の研修を終えると約1ヶ月ものお休みがもらえます。

 

そんな長いお休み、海外に行くしかないじゃない…!

 

若いうちはなるべくハードな旅をする。
これがわたしと彼氏さんとの旅行のスタンスです。

 

そこで彼氏さんが提案してきたのが…「アンナプルナ7日間山籠もり生活」

あんなぷるな?
海外で山籠もりって何??
わたしこの間登山始めたばっかりなんだけど???

 

そんな頭上に「?」がいっぱい浮かぶ状態からスタートし、行き着いたゴールの写真がコチラ…!

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アンナプルナベースキャンプ(標高4,130m)富士山より高いよ!

今見てもすごく綺麗です(惚れ惚れ)

 

この旅の記録を残したいというのも、ブログを始めたきっかけです。
めっっっちゃ書きたいぃぃぃぃ…‼

  

ただね、登ったの、2017年の11月なんです…。2年半前…。
その頃はブログをやろうなんて毛頭考えてなかったので、写真も景色ばっかりorz
旅に行くときに調べた情報もほぼ忘れたので、総復習が必要です。

 

この旅ではいろんな事件に遭遇しました。
買ったお水がものすごく臭かったり、案の定お腹を壊してお医者さんに「お腹の中にメニーメニーバクテリア」って言われたり(それしか言われてる内容わからなかった笑)、陽気な韓国人と遭遇したり…。

 

そんな実体験を含めつつ、時間がたっぷりある今、ゆっくり思い出しながら記事を書いていこうと思います。

 

かほこ