【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記⑨ヒマラヤ7日間トレッキング #ABCトレッキング【4日目ついに頂上へ…!】MBC~ABC
こんにちは、かほこです。
本日ついに4日目、ゴールのABCへ到着の日です…!
長かった長かった。
今でも頂上についた瞬間の感動は忘れられません。
アンナプルナベースキャンプの標高は4130m。富士山よりも高い場所にあります。
周囲を7000m-8000m級の山々に囲まれているので360度どこを見ても山!という壮大な景色を思う存分堪能できる場所です。
それでは早速ご紹介!
その前にMBCで過ごした夜がわたし的にはかなり印象的だったので書いておこうと思います。
マチャプチャレでの思ひ出
とにかく寒い
マチャプチャレは標高3700mなので富士山の頂上に宿泊するみたいなもの。
本当に寒かった笑
体感は-10度くらいでしょうか。
ベッドの上に寝袋を引いてその上に借りた毛布を被っても、寒すぎる…!
熟睡できないので、1時間ごとに目が覚めてしまいました。
足先が冷たすぎて寝れないという初めての経験をしました。
帰り道すれちがった日本人高齢ご夫婦に「ホカロンは持ってきた?」と聞かれた時、
なんで持っていかなかったんだ…!
となりました笑
ホカロンは薄いから場所取らないし、持って行った方が良かったですね。
星が綺麗
本当に星が綺麗に見えます!
ただ三脚なんて持っているわけないので写真が全然撮れない。
なにがなんだかわかりません(無念)
日本語ペラペラな面白い韓国人に出会う
星を見に外に出たときにめちゃくちゃ面白い韓国人に出会いました。
実は彼とはデオラリでお昼ご飯を食べたときにすれ違っていたのですが、
なんと彼、そこからABCまで行き帰ってきたところだというのです。
すごい体力
しかも、すでに周囲は真っ暗な中、彼は下っていこうとします。
危ないからやめとき!!
止める私たちの声も聴かず、
泊まったってやることないから帰るよ~~
そこらへんで拾ったと思われる木の棒を片手に、ひょいひょいと降りて行ってしまいました。
彼は元気だろうか…
ダルバートを食す
MBCまで来て、彼氏さんが初めてネパールの家庭料理ダルバートにチャレンジ。
ダルは豆のスープ(写真左)、バートはご飯の意味だそうで、街中で食べれるものよりは質素ですが美味しかったそうです。
わたしはとにかく温かいものが良かったのでヌードルを食べました。
一緒に宿泊していた韓国人一家は自分たちで持ってきた辛ラーメンを食べてました。
ついにABCへ向け出発!
はい、なんとか激寒な夜を乗り越え、ついにABCへ向け出発です…!
MBC→ABCまでは約2時間ほどの道のりなので、朝割とゆっくり目に出発しました。
酸素もかなり薄いので、少し進むだけで息切れ。
高山病にならないようゆっくり進みます。
【GOAL】アンナプルナベースキャンプ(A.B.C)へ到着!(標高:4130m)
そして!
MBCから2時間、ポカラを出てから早4日、
ついに標高4130m、アンナプルナベースキャンプに到着です!
ゴォォォォル!ナマステ~
やぁもう綺麗だこと。
とりあえず宿を抑え、お腹もすいたので腹ごしらえでございます。
山小屋が集まっている場所の奥に見晴らしのいい草原が広がっているのでその辺りを散策。とにかく写真撮影。
山小屋で出会った一人旅中の日本人女性と写真を撮り合いっこしました。
この辺りにはアンナプルナ登山で亡くなった方を弔うほこらみたいな石を積み上げたものがたくさんあり、神聖な雰囲気でした。
360度どこを見ても山、山、山!
本当に綺麗です。
他に何と言ったらいいのでしょう…語彙力が欲しい…
高山病を発症、泣く泣く下山
本当はこの日はABCに宿泊して、翌日朝下山する予定だったのですが、
おそらくこの時はしゃぎすぎたんでしょうね
ゴールまで来て気が緩んだのか、わたくし唐突の頭痛と気持ち悪さに襲われました。
完全に高山病の症状です。
宿に戻り様子を見ましたが、頭の痛さは悪くなる一方…
やむなく下山することを決め、午後3時ころにABCを後にしました。
朝焼け見たかったんだけどね…ごめんよ、彼氏さん
とにかく行けるところまで降りようとなり、この日の夕方、日が暮れるぎりぎり前にMBCの一つ先の村デオラリ(標高3200m)に到着し宿泊することにしました。
次どこか高い山へ登るときは本当に気を付けよう
「家に帰るまでが遠足」
こういう時は昔からある言葉が身に染みますね
はい!ということでやっとABCまでの道のり、終了です~
文字にすると長くなってしまいました。
ぜひ興味のある方、また日常が戻ってきたら挑戦してみてほしいです。
おすすめです…!
明日の出勤が憂鬱…笑
それでは~。
かほこ