【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記⑤【番外編②】ヒマラヤ7日間トレッキング #自由気ままな中国人一家のお話

こんにちは。かほこです。

 

こんにちは、な時間ではないですね笑

ひさしぶりにトレッキング記事を書こうと思ったらこんな時間に…

早速毎日更新守れず…( ;∀;)

 

「目的は続けることにあり、無駄にハードルは上げない」

これも習慣化のポイントなんだそう。

まぁ記事は書こうとしたので良しとしようかな笑

 

それはさておき、

 

今日は本当は2日目についての記事を載せたかったのですが、

ボリュームが増えすぎてしまったので、

先にキムロンで出会った中国人ご家族とのエピソードを書いておきたいと思います。

 

大したことではないのですが、なぜか印象に残ったので記事にもしておきたいなと。

 

トレッキング道中事件簿~自由気ままな中国人一家~

 実は1日目の夜、わたしたちの後にキムロンに到着した家族がいました。

40代くらいの中国人ご夫婦とお嬢さんの3人家族。

 

なんと「今からチョムロンを目指す」というのです。

その時すでに17時すぎ。すでに周囲は暗くなり始めていました。

それに加え、娘さんはまだ小学生ぐらいの小さな女の子。

 

「チョムロンまでは3時間ぐらいかかるよ」

「危ないから今日はここに泊まった方がいいよ」

とつたない英語で説得するも、

「大丈夫、大丈夫~」

と言って3人は登って行ってしまいました。

 

なにせ夜は街灯一つないので真っ暗闇。

「あの3人大丈夫だったかな…」

彼氏さんとそんな会話をしながら、その日は眠りにつきました。

 

2日目の朝、宿を出て少し歩いたところにまた別の山小屋があり、

横目に見ながら歩いていると、

 

ん?見覚えのある3人家族…

 

そう、その中国人家族は結局チョムロン行きを諦め、

わたしたちが泊まった宿から5分ほどの宿に宿泊したようなのです。

 

なんだい!心配して損したわwww

 

でも、たくさんの朝食をオーダーし美味しそうに食べているその家族を見て、

良かった~と少しほっこりしました。

 

トレッキング中に出会う外国人旅行者の方は結構面白い人が多いです笑

写真一緒に撮ってもらえばよかったな~

 

以上、

キムロンで出会った自由気ままな中国人一家のお話でした。 

 

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写真がないので、前述のコムロンのレストランで出会ったかわいい女の子の写真を。

小さな兄弟をおぶって面倒見てました。 

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かわいい笑

 

それでは、おやすみなさい~

  

かほこ

癒しをあなたに【ねこ写真】

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か、かんわい~。

こんにちは、かほこです。

普段は犬派です。

が…!

今日は、この間散歩したときに出会った野良猫が可愛すぎたのでねこ会。

 

わたしの住んでいる地域には結構野良猫がいるんですが、

いつもは見つけても近づくとすぐ逃げられてしまいます。

なんだろうなぁ~やっぱり性格の悪さが透けて見えているのか…

 

ですが今回ついに写真に収めることに成功しました(パチパチ👏

その秘訣は、

「近づかない、動かない、じっと待つ」

 ではなかろうか…(たぶん)

要は今までと真逆の動きをしてみたら上手くいったんだな、うん。

 

一回しか成功してませんが、野良猫をとるときのポイントをまとめてみました(笑)

 

 ポイント① ねこちゃんを見つける

ねこちゃんが好きそうな路地裏をプラプラしてみる。

時々車の下ものぞく(変人)

いた…!ねこちゃん発見

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ポイント② その場にとどまり遠くから観察する

いつも近づいてすぐ逃げられちゃうので、遠くから観察してみる。

座って目線を合わせる尚良し(たぶん)

しばらくすると…

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ポイント③ 近づいてくるまで待つ

近づいてきたァァァァァ

ネコアレルギー持ちの私、ビビりまくる。

猫ちゃんの気持ちは分かりませんが、ジーっと動かなかったのが良かったのだと思われます('◇')ゞ

 

ポイント④ 焦らず再びジーっと観察

 この後もしつこくジーっと観察してたらもうサービスショットいっぱい

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2枚目の渋い顔ww

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渋い顔パート2。

ポイント⑤ じわりじわりと距離を詰める

欲張りなわたくし

もうちょっと近くから撮りたい…

ゆっくり、じわりじわりと距離を詰めてみました

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ねこちゃん、ありがとう…

さすがにお昼寝を邪魔しすぎて申し訳なかったので、

その場を離れました。

 

今回のねこちゃんがサービス精神旺盛だっただけな気もしますが、

良かったら試してみてください笑

 

帰宅後、スマホに転送した写真を見て再びニヤニヤ

動物の持つ癒しパワーは絶大だなぁ

と実感した一日でした。

 

それでは~

 

かほこ 

 

【趣味っていいな】カメラを始めたら一日がちょっと充実した話

こんばんは。かほこです。

 

今日はもう一つの趣味、カメラについて書きたいと思います。

 

趣味とは言っても、カメラを趣味にしよう。

と決意したのはつい一週間前のド素人です。

”いい感じ”の写真が撮りたくて、本を読んでみたりしました。

 

そんなわたしがつい最近、カメラを始めてよかったなと思った瞬間があります。

 

ある雨の日

以前のわたしだったら

「天気悪いとなんもする気起きないな~」

なんて言って1日中部屋着(もはやパジャマ)のままだらだらと

何とか立ち上がって歯磨きする

くらいで一日を終えてしまうところ

 

…なんと、

「雨やんだら写真でも撮りに行こかな~」

なんて考えている自分がいることに気づきました。

 

というのも、最近読んだカメラの本に、

”雨の日の水たまりは絶好のシャッターチャンス!”

と書いてあったのをぼんやり覚えていたからです。

 

ちょっとワクワクしながら窓の外をのぞいたりしちゃって

 

「おッやんだぞ」

 

その瞬間

着慣れた部屋着を脱ぎ、歯磨きをし、顔を洗い、

化粧はしないけどそれなりの服を着、

外にでた

 

や~今までのわたしにはなかった行動

どうしたわたし、えらいぞ

と思いながら、お気に入りの長靴を履き、歩いてみました。

 

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雨上がりはちょっと空気が澄んでる気がする

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ちょっとお花も生き生きして見えたり

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これは太陽の線をピカーンって出したかったけど上手くいかなかった笑

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一歩でも近づいたら逃げられそう(逃げられた)

 

シャッターチャンスがないかと周囲を観察しながら歩くからか

いつもの景色もちょっと違う風に見えたりしました。


ん~だらだら過ごすより何倍もいい。

「趣味を持つといいよ」

ってこういうことだったんだなと実感した一日でした。

 

かほこ

 

【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記④【番外編①】ヒマラヤ7日間トレッキング #ネパール山小屋初ステイ

こんにちは。かほこです。

アンナプルナトレッキングについて、気力に任せて書いてきましたが、やぁもう疲れてきた(基本意思弱い)。

ということで、今日は箸休め的に番外編と称し、ネパール山小屋初ステイについて、どんな感じだったか書きたいと思います。

わたし実はこのネパールトレッキングが初めての山小屋ステイでして(日本では日帰り登山しかしたことなかった)…

今考えればよく行ったなという感じですが、初心者が行ってびっくりしたこととか、きつかったところとか笑、これは持って行ってよかった!
等々、正直に書いていきたいと思います。

今後ちょいちょいトレッキング道中の紹介とは逸れた部分を「番外編」としてご紹介していこうと思うので、トレッキングについてだけ知りたいという方は読み飛ばしていただいて構いません。

いやでもわたし的に面白エピソードだから読んでほしい(どっち)。

 

それでは、早速!

キムロンにてネパール山小屋デビュー

宿・お部屋はこんな感じ

キムロンのお宿について

キムロンは規模としては小さめで、山小屋も2~3軒ほどしかありません。わたしたちは一番手前の割と大きい山小屋に泊まることにしました。オーナーは50~60代くらいのおじさん。お部屋は全部で10部屋くらいありました。

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キムロンで泊まった山小屋。一屋根一部屋になってます。
お部屋はこんな感じ

部屋の中の写真、撮り忘れた(´;ω;`)

文章だと分かりにくいと思いますが…書いちゃう笑

部屋はだいたい5畳くらいで、オーナーさんに2人と伝えるとシングルベッドが2台並んだお部屋に案内してくれました。ベッドとは言っても木製の簡易ベッドの上に薄いマッドレスが置いてありその上にシーツとして薄い毛布が引いてある感じです。言えば無料で毛布を貸してくれます。照明は枕元の豆電一個笑。

日光が出ている間は夏みたいに暑い気候なんですが、夜は普通に寒いので、私たちはベッドの上に寝袋を広げ、その上に借りた毛布を掛けて寝ました。寝袋はダニ除けでもあります。一応こんな感じで最低限気を付けていれば、トレッキング通して虫刺されでやられることはなかったです。

寝るときの恰好はこんな感じ

寝るときの恰好は、下はユニクロヒートテックレギンス+スエットズボン、上はモンベルの長袖インナー+半袖T、その上に薄ーいフリース着て寝ました。キムロンではこの格好で気持ちよく眠れました。

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寝るときの恰好。この時はまだまだ元気。

 ちなみにこのフリースはポカラで購入したもので800円でした。NORTH FACEのロゴが入ってますが、偽物です。ポカラやカトマンズには登山客向けにこうしたパチモンがいっぱい売ってます。安いし偽物だけど値段の割に質はいいです。寝袋もポカラで購入。こうゆう薄いフリースはパジャマ用に持っておくと結構便利!

このフリース、帰ってくるときカトマンズで捨ててきちゃったんだよな…。パチモンだしと思ったんだけど、着心地良くて結構気に入ってたんだな。捨ててからわかるお気に入り…。

ご飯はこんな感じ

夜ごはん

ご飯は基本食堂で食べます。ちなみにこの日の宿泊客はわたしたちだけでした。

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食堂の様子。混んでいる時は食堂に寝袋を敷いて寝るそうで、枕や毛布が置いてありました。

夕食はビール(サンミゲル)とフライドヌードル(焼きそば)、スープ(味忘れた)を注文。

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 お味はまあまあだったかな笑

あ、思い出した。このスープたしかガーリックスープです。彼氏さんが精力付けなきゃとか言って頼んだんですが、案の定口が臭くて迷惑でした。頼むときは要注意。

味付けはおなじみのカレー味です笑

朝ごはん

朝ごはんはオムレツとミルクコーヒー。どちらも美味しかった!

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朝食。オムレツ写真なかった~。

ちなみにどこの宿でも朝食はだいたいセットメニュー(卵料理・ナンorライス・ハムorベーコン・野菜・飲み物)か単品かで選べます。セットメニューだと結構値がはる(500~700ルピー)のでわたしはだいたい単品で卵料理+飲み物を頼んでました。

卵料理は種類が豊富で、目玉焼き・ゆで卵・オムレツ・スクランブルから選べます。私はオムレツを食べてました。宿によって違いますが刻んだ野菜が入ってたりして美味しかったです。

トイレ・シャワーはこんな感じ

トイレ

トイレはもちろん共同。初めて行く人はこのトイレとシャワーは覚悟がいるところかもしれません。

電気?照明?もほとんどないので夜は懐中電灯を持ってトイレにいきます。この時トイレットペーパーはないので、使う分だけ片手に巻いて持っていくのを忘れずに。捨てる場所もないので、ちょっと嫌かもしれませんがごみ袋に入れて持ち歩きます。

トイレは基本ボットンです。用が済んだら、トイレにおいてあるバケツの水を手桶ですくって流します。

わたしは基本トイレに行くときは「下を見ない。息を止める。すぐ出る。」これを信条にスピーディーに済ますことに命をかけてました。

最初はあれかもしれませんが、慣れます!大丈夫です。

シャワー

シャワーについては、キムロンの宿は水のみで、お湯は有料でした。

日中汗もかいたし、日が暮れて普通に寒かったのでお湯をお願いすると、オーナーのおじさんがバケツに入ったお湯と手桶を用意してくれました。2人分で200ルピーぐらいだったかな。

「このお湯大丈夫なんだろうか…」

こんな考えが頭をよぎりますが、そんなことも言ってられないので、思いっきりお湯をかぶります。その後は隙間風がしんどいのでとにかく早く終わらせることしか考えてない。

シャワールームといっても一畳くらいのスペースに簡易シャワーが設置してあるだけ。床はコンクリなのでクロックスを履いたまま入ります。日本みたいに「今使ってます」なんて札もないので、鍵を掛けるのを忘れずに!(女性は特に!気を付けてね)

この狭いスペースで服を脱いで、シャワー浴びて、服を着るので、一通り必要なものを袋に詰め込み、壁に設置してあるフックにその袋を掛け、随時袋から出し入れしつつシャワーを浴びます。

わたしたちは100均で買ったポリエステル素材?の袋にタオルや着替えを詰め、無印良品の吊るせるトラベルポーチ?にシャンプーなどのアメニティーを入れてました。

この無印のポーチが優秀だこと。

持って行って便利だったものもいつかまとめて記事にしよう。よし。

【おまけ】お洗濯もの

洗濯はできないので、基本干すだけです。オーナーのおじさんに聞いたら適当に干していいよってことだったので、お庭に勝手に干させてもらいました。盗まれることはなかったのでそこは安心して干して大丈夫です。

よくよく考えたら洗ってもない臭い服、誰も盗まないよね笑

Tシャツとか下着とか、直接肌に触れるものは限界がきたらシャワールームで水洗いし、干します。

たださすがに乾かないので、日中の強い直射日光を利用して、ザックに引っ掛けながら歩いて干してました。

途中疲れてもう何でもいいわと思ってスポブラもザックに引っ掛けて歩いてた。今考えるとやばいな笑

わたしたちはポーターを雇わないと決めていたので荷物は最小限が良くて、衣類も最低限しか持っていかなかったんですが、やっぱり下着、インナー、Tシャツはできれば多めに持って行った方が良いです。

持っていく服については書きたいことがありすぎるのでまた別記事にて。

 

今日はこんな感じで終わりにしたいと思います。

話が変わりますが、今日ラインを開いたら、
「山岳関係団体、登山自粛要請」なんてニュースが…

たしかにこれから登山シーズンになりますが、今は我慢時。

いつかコロナが落ち着いて、外出も旅行も自由にできるようになった時、

「海外トレッキング挑戦しよう!」

そんな人たちの少しでも参考になれば。

それでは~。

 

かほこ

 

 

【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記③ヒマラヤ7日間トレッキング #ABCトレッキング【1日目】ポカラ~キムロン

こんにちは。かほこです。

本日からやっとこさ実際のトレッキング生活について書いていきます。
今日は1日目、ポカラ~キムチェ~キムロン(KIMRONG)までの道のりです。

それでは、レッツゴー!

 

トレッキング1日目(ポカラ~キムロン)

ついにトレッキングへしゅっぱーつ!

ポカラを出発!登山道入り口へ

ホテルで手配してもらったジープに乗り、登山道入口の「キムチェ」を目指します。ポカラからキムチェまではだいたい2時間ほど。途中コンビニ的なお店に寄ってくれました。

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途中寄ったお店。トイレもあります。

ここではミルクコーヒーを注文。ネパールで最初に滞在したホテルのウエルカムドリンクで出てきたミルクコーヒーが衝撃のおいしさで、それ以来、どこへ行ってもミルクコーヒーを頼んでいました。ほとんど外れもなかった。一杯50~100ルピーほどで安くて美味しいです。おすすめです! 

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こんな感じの山道をジープに揺られながら登っていきます。
キムチェに到着

そんなこんなであっという間にキムチェに到着。確かここで登山許可証のチェックがありました。登山許可証はカトマンズにて取得。その後も何度かチェックがあるのでなくさないように気を付けます。 

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登山許可証。カトマンズにて取得。

ジープを降り、いよいよ自分の足で歩き始めます。トレッキングのスタートです!

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キムチェに到着!ジープに別れを告げ、ようやく歩き始めます。
トレッキングスタート

最初の方は軽い登り坂をずーっと登っていく感じ。この時期のネパールは乾季にあたり、雨の心配がほとんどない登山のベストシーズンです。この日も漏れなく晴天。最初はインナーの長袖+半袖Tシャツの上に長袖を羽織っていましたが、直射日光がガンガン当たって暑いので、結局長袖もインナーも脱いで半袖1枚で歩きました。

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直射日光ガンガンで暑い暑い。脱ぎ着しやすい恰好大事です。

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このあたりの景色。すでに綺麗~

そういえば、わたしたちは「若いし何とかなるっしょ!」と思って、ガイドさんも荷物をもってくれるポーターさんも雇わず、2人きりで登りました。登山スタイルは人それぞれで、帰りの途中で出会った60代くらいの日本人ご夫婦(とても素敵なご夫婦でした)はガイドさん1人とポーターさん2人くらいと一緒に行動してましたし、頂上で会った日本人女性はガイドさんのみ雇って一人旅を謳歌していました。

ガイドやポーターといったサービスを上手に利用すれば女性一人でも高齢でも楽しめる。これもまたアンナプルナトレッキングの魅力です。

 

約1時間ほどするとガンドルックという集落に到着。お腹もすいたしここでお昼休憩を取ります。

お昼ごはん

ガンドルックにて初のネパール山小屋ごはん

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ガンドルックに到着!

ガンドルック(GHANDRUK)はかなり大きい集落で55ものホテル&レストランがあります。標高は2000m。キムチェが標高1680mなので400m弱登ったことになります。わたしたちはその中の「HOTEL TREKKER'S INN」というところでお昼ご飯を食べました。「雰囲気が良かったから」といういたってシンプルな理由で選びました。 

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HOTEL TREKKER'S INN AND RESTAURANT

見てくださいこのお庭!こんな感じでネパールの山小屋の中にはお花が綺麗に植えてあって雰囲気の良いところがたくさんありました。

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トマトスパゲッティーを注文

ここではトマトスパゲッティーを注文。確か500ルピーくらい。これが本当においしかった。この後これと同じものが食べたくて何度かトマトスパを注文しましたが、ここが一番だったな。再びおすすめ!笑

 

昼食を食べ終わり少し休憩した後、再び歩き始めます。ガンドルックを抜けた後は、山小屋ではなく民家が並び、地元の方が普通に生活していました。あれ?ここ人んちの中じゃない?大丈夫これ??と思いながら進みます。トレッキング中、唯一道に迷いかけたポイントです(看板もほとんどない)。手持ち地図を頼りに何とか抜け出しました。

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家と家の間の路地を歩いていきます。

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この辺りは普通の生活区域。途中会った子どもにめっちゃチョコくれって言われた。


景色のいいコムロンでカフェタイム

じわじわ上り坂を歩き続け、1~2時間くらいだったかな?次の集落、コムロン(KOMRONG)に到着しました。標高は2200mくらい。コムロンは切り立った崖の上にあり、この近辺では一番標高の高いところにある集落だったのでせっかくだからと寄っていくことにしました。

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とっても景色がいい場所でした。

安定のミルクコーヒーと初のマッシュルームスープを注文。クリーム系のスープを期待して注文しましたが、スパイス系のスープが出てきました笑。スープは基本カレー風味が出てくることをここで学びました。

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 コムロンを過ぎると今度は急な下りになります。オォ…せっかく上ったのに…という気持ちを抱えつつ進みます。途中こんな感じで看板がありますが、この辺りは基本「チョムロンはこっち!」という看板しかありません。この辺りではチョムロンが一番大きな町で1日目にチョムロンで宿泊する人が多いからです。この時点ではわたしたちもチョムロンに泊まる気でいたので、看板を見つけるたびに「もうちょいか!?」と期待を膨らませながら進んでいました。

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こんな感じで看板が設置されています。

宿に到着

宿泊地はキムロンに決定

急な崖を下り続け、一番下まで降りきると、なんとも壊れかけな橋が現れます。
おいおい大丈夫かこれ…と思いつつ渡り、渡りきった先が次の集落、キムロンです!

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やばそうな橋

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橋を渡りきると…

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キムロンに到着!

本当はここで小休憩をはさみ、チョムロンへ向かう予定でした。
…が!地図看板を見るとびっくり、チョムロンまで3時間。
この時すでに時刻は16時くらい。

「19時くらいまで歩きつづけんの…?」

(しかもまた上り坂)

「無理やな」

 

と、いうことで、あっさり諦めこの日はキムロンで滞在することに決定しました。

ここまでが1日目です。書いてみると長かったぁ笑

この日泊まった宿の紹介と、ここで出会ったお騒がせ中国人家族のエピソードはまた明日!紹介したいと思います。

 

それでは~!

 

かほこ

【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記②ヒマラヤ7日間トレッキング #ABCトレッキングってどんな感じ⁉

こんばんは、かほこです。

本日はアンナプルナBCのトレッキングがざっくりどんな感じなのか、まとめていきたいと思います。それではさっそく…


レッツゴー!

 

アンナプルナトレッキングってどんな感じ⁉

アンナプルナBCってどんなところ?

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ネパール中央部に位置するヒマラヤ山脈の一つ、アンナプルナ山。標高8,000mにもなるこの山に登る人たちが高地順応のために滞在する場所、それがアンナプルナベースキャンプです。標高は4,130m。その魅力は何といってもヒマラヤの山々に360度ぐるりと囲まれた景観です。4,130mの高地から7,000-8,000m級の山々を眺めるという日本では絶対にできない体験ができます。

 

そう、わたしが達成感とともにボーッと眺めていたこの7,000-8,000m級の山にイッテQ!のイモトさんはテレビの企画で登ったんです。いやぁ本当に尊敬。どれだけきつかったんだろうと考えると涙がちょちょぎれます。この時からわたしが尊敬する人ランキングにイモトさんが急上昇しました。

 

どこから行ける?

アンナプルナBCへ向かうトレッキングルートはいくつかあります。いずれもスタートは「ポカラ」という首都カトマンズから飛行機で30分ほどの町からとなります。このポカラもとーってもいい街で、カトマンズに比べ人も少なく、静かで穏やかなリゾート地です。湖を見ながら食べる朝食が最高でした。ポカラについてもちゃんと紹介したいな。

 

ポカラで滞在したホテルでジープを手配してもらい、登山道入り口の「キムチェ(KIMCHE)」まで移動しました。料金はいくらだったかな…3,000円~5,000円くらいだったかな(うろ覚え)。当時相棒だった地球の歩き方と地図が今現在手元にないので(実家ナウ泣)、取りに行ったら追記しよう、よし。
たしかバスで行く方法や、もう1つの入り口「ダンプス(DHAMPUS)」へ向かうルートもあり、それらの方が料金も安かったのですが、キムチェから行った方が約1日短縮できるし、なるべく体力を使いたくなかった(初心者のわたしがびびりまくった)、こちらを選びました。

 

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ホテルで手配してもらったジープ。右端に見切れてるのがホテルのオーナーさん(めっちゃ日本語喋ります)。

行程

わたしたちは行き4日間、帰り3日間の計7日間で行ってきました!

 

1日ごとの行程はこんな感じ↓

1日目-ポカラ~キムチェ~キムロン(KIMRONG)

2日目-キムロン~バンブー(BAMBOO)

3日目-バンブー~マチャプチャレベースキャンプ(M.B.C)

4日目-M.B.C~アンナプルナベースキャンプ【GOAL!】~デオラリ(DEURALI)

5日目-デオラリ~チョムロン(CHHOMRONG)

6日目-チョムロン~トルカ(TOLKA)

7日目-トルカ~ポカラ

 

トレッキング中の生活

キムチェ以降は基本的に一本道で、その途中途中に小さな町?ほど大きくないな…集落?(場所によって規模が異なる)があり、そこにある宿に宿泊しながらゴールを目指し歩き続けます。

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こんな感じの宿(小屋)が集まった集落がだいたい2~3時間間隔で現れます。

 

集落の中、もしくはその周辺には地図看板が設置してあります。記載されている所要時間はかなり正確で、これを参考にその日の行程を決めていました。

 

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行程を決める上で以外と大事なのは標高差。初心者の私からすると、アンナプルナトレッキングの道中は結構アップダウンの激しい道のりでした。膝ガクガクだし体力削られるしで、思ったより時間がかかってしまうことも。カトマンズでゲットした手持ち地図ではそれぞれの地点の標高も確認できるので、今日は標高差結構あるやん…とかも出発前にチェックして心構えしてました笑。

 

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だいたい朝6時7時くらいには起きて出発し、午前中3~4時間歩く。お昼を食べて午後も3時間くらい歩き、午後4時くらいには宿に入り、7時くらいには寝るというような生活です。夜やることもないのでめっちゃ早寝早起きです。自然に目が覚めます。
あ、そうそう、前述の陽気な韓国人は「夜なんもすることないじゃん?なんで泊まるの?早く帰りたい。」と言って、真っ暗闇の中、山を下っていきました。いやぁ、奴はすごかった…笑

 

宿代はいくらだっけなぁ…。1人あたり300ルピーぐらいだったかな。そんでもって食事代がだいたい一食500ルピー払えばお腹いっぱい食べられます。食事はびっくりするくらいメニューが豊富。しかも美味しい。ネパール登山の素敵なところです。山奥に行けば行くほど宿代が安くなり、食事代が値上がりしていった印象です。 

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たくさんのメニューからその日の気分に合わせて注文。途中から夜ご飯何にするかしか考えてなかった。

山登りで貴重なお水は、最初のうちはペットボトルで買えます。が、チョムロン以降はウォーターサーバーみたいなボトルから自分のボトルにお水を入れてもらう方式になります。いずれも100ルピーほど。ただ最後BC近くでは200ルピーくらいだったかな。わたしたちは1,000mlと400mlのネルゲンボトルを1つずつとチョムロンで買ったペットボトルを1本使いまわしてお水を持ち歩いてました。

 

宿によっては温かいお湯シャワーが出るところもあります。チョムロンとバンブーは出ました。神だった…。他は有料でバケツに入ったお湯をくれるところもありました。マチャプチャレBCはシャワーなし。マチャプチャレはな、あったところで寒すぎて入れんな…。まず服を脱ぐのすら苦行。

 

と、いうことで今回はトレッキング全体についてざっくりまとめました。

次の記事から日程ごとに実際の写真をふんだんに載せながら紹介したいと思います。

アンナプルナトレッキングはゴールのBCだけじゃなくて、その道中も本当に景色が最高なので、丁寧に紹介していきたいです。頑張ろう。

 

かほこ

 

 

 

 

【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記①ヒマラヤ7日間トレッキング #アンナプルナBC

こんにちは。かほこです。

 

突然ですが、私の会社は一般企業と少し違って、1年目の研修を終えると約1ヶ月ものお休みがもらえます。

 

そんな長いお休み、海外に行くしかないじゃない…!

 

若いうちはなるべくハードな旅をする。
これがわたしと彼氏さんとの旅行のスタンスです。

 

そこで彼氏さんが提案してきたのが…「アンナプルナ7日間山籠もり生活」

あんなぷるな?
海外で山籠もりって何??
わたしこの間登山始めたばっかりなんだけど???

 

そんな頭上に「?」がいっぱい浮かぶ状態からスタートし、行き着いたゴールの写真がコチラ…!

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アンナプルナベースキャンプ(標高4,130m)富士山より高いよ!

今見てもすごく綺麗です(惚れ惚れ)

 

この旅の記録を残したいというのも、ブログを始めたきっかけです。
めっっっちゃ書きたいぃぃぃぃ…‼

  

ただね、登ったの、2017年の11月なんです…。2年半前…。
その頃はブログをやろうなんて毛頭考えてなかったので、写真も景色ばっかりorz
旅に行くときに調べた情報もほぼ忘れたので、総復習が必要です。

 

この旅ではいろんな事件に遭遇しました。
買ったお水がものすごく臭かったり、案の定お腹を壊してお医者さんに「お腹の中にメニーメニーバクテリア」って言われたり(それしか言われてる内容わからなかった笑)、陽気な韓国人と遭遇したり…。

 

そんな実体験を含めつつ、時間がたっぷりある今、ゆっくり思い出しながら記事を書いていこうと思います。

 

かほこ