【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記⑩ヒマラヤ7日間トレッキング #ABCトレッキング【5日目】帰り道編その① デオラリ~チョムロン
こんばんは、かほこです。
今日も今日とてネパール記事。
頂上まで書いて満足していたけど、行きがあれば帰りもある!
そうです、登山は行った分帰ってこなければいけません笑
帰り道は来た道と同じ道を辿るだけなので軽ーく、
印象に残ったことを中心にまとめていきたいと思います。
それでは早速!
帰り道の行程
帰り道はこんな感じで下っていきました。
5日目 デオラリ(標高:3200m)→チョムロン(標高:2170m)
6日目 チョムロン(標高:2170m)→トルカ(標高:1650m)
7日目 トルカ→ポカラ
帰り道は基本下りだし、酸素もだんだん濃く、気温もだんだん暖かくなっていくので体力的にすごく楽です。
あとこれからすごいところに行くぞ…という緊張感もないのですごく楽。
山小屋の品ぞろえも豊かになっていき、
あ、街に近づいてるんだな~というウキウキ感もあります。
途中は早く帰りたいの一心で、「帰ったら何しよう何食べよう」ばっかり考えていましたね。笑
そういえば帰り道はチョムロンから違う道を経由して帰りました。
それは途中ジヌ(JHINU)というところにある温泉に入るため!
温泉の写真はないのですが、海外の温泉初めてで面白かったです。
思い出① デオラリの宿 大部屋に一人で宿泊していた欧米系女性
デオラリでの出来事、その日私たちがデオラリについたのは夕方遅く。
どの宿も個室は空きがなく、大部屋しか空いていない状況でした。
初めて大部屋に宿泊することに。
私は彼氏と一緒だったので、割となんの躊躇もなかったのですが、
その大部屋には欧米系の女性が普通に一人で宿泊していました。
わぁ、かっけぇぇ~~
大きな部屋にベッドが6台ぐらいあって、壁も仕切りもないところで寝るんです。
もちろん男女同部屋です。
私一人だったらムリだな…
旅慣れしている女性はかっこいいなと改めて思いました。
思い出② 高山病は寝てたら治りました
ちなみにABCで発症した高山病は、デオラリに向かう道中で大分楽になりましたが、それでもなんとなく頭痛と気持ち悪さはまだ残っていたので、デオラリ到着後は一日中宿で寝ていました。
その日はご飯も食べれず、ベッドでずっと「うぅぅぅ~」と唸りながら眠ったら、次の日にはすっかり治っていました。
彼氏さんが食堂に行ったとき、同じ部屋に宿泊していた人が「彼女大丈夫?」って声をかけてくれたらしいです。優しい…( ^ω^)
やっぱり下山してよかったな。
デオラリを出発!
行きと同じ道のりなので、この辺りは道中の写真を貼っておきます笑
ランチターイム@ドヴァン
ヒマラヤを過ぎ、次の村ドヴァンでランチタイムです!
この日は初めてピザを注文。彼氏さんはダルバートです、ハマってます笑
道中の景色パート2
思い出③ ネパールに桜が咲いていた!?
そうそう!そういえば今日本は桜の季節ですが、ネパールにも桜が咲いていたんです!
見つけたときはびっくりして、
ん?桜みたいな花が咲いてる~
んん??桜じゃね!?
と二度見しました。
ちらっとネットで調べてみたら、日本の桜は元々ネパールが原産だったという記事がいくつかヒットしました。今度調べてみよう!
思い出④ かわいい赤ちゃん
シヌワの山小屋にいた激かわな赤ちゃんです。
かわいい~~最後の顔なwwwww
おまけの鶏ちゃん。
チョムロンに到着!
帰りはあっという間ですね。
朝から歩き始め、間に5つの村を越え、夕方ごろにチョムロンに到着しました。
チョムロンまで来ると物資も豊富なので市街地ほどではないですが、お店がたくさんあります。
思い出⑤ 行きに行けなかったカフェを堪能
到着後宿を取り、まずは行きに行けなかったカフェに行きました。
”ミルクコーヒー”ではなく”カフェラテ”が飲めます。感動…!!
普通に美味しい~~
久々のパン!久々のチョコ!禁断の味です。
カフェの他にもお土産屋さんもいくつかあります。
私はアンナプルナと入っている刺繍ワッペンを購入しました。
行きにザックの一部が裂けてしまってかなりショックを受けたのですが、買ったワッペンをその上に縫い付けました。
今やお気に入りです。
思い出⑥ 宿が最高
その日は行きにランチを頂いた山小屋に宿泊する!!!と決めていたので、
一直線にそちらに向かいました。
宿に到着すると行きに接客してくれた店員さんがわたしたちのことを覚えていてくれて、
親指を立ててグー(`・ω・´)bと出迎えてくれました。
イケメンか……
店員さんだけでなくお部屋も最高です。
だがしかし毎度のことながら部屋の写真がない…orz
なのでお部屋からの眺めをどうぞ!
夜ご飯は大好きなハンバーガーとミートソーススパ。
まじで旨い。
そういえば、ここはWi-Fiも通っていて、ラインぐらいなら難なく使えました。
友達から「元気?」とラインが来ていたので、
ん~今ヒマラヤで山登ってるとこ
と送ったら「それは面白すぎるな」と返信がきました。
よき友達、よき思い出。
思い出⑦ 本当に美味しいジュース
あの、このブログを見ている方の中に商社勤めの方はいませんか…
このジュース本当に美味しいんです。
それがこちら!
CHABAAのマンゴージュース!!(左)
これね、本当に美味しくて、濃厚で果肉もゴロゴロ入っていて…
わたしマンゴージュースがすごい好きで、どこ行ってもあったら必ず頼んじゃうんですが、これが今までで一番美味しかった。
しかもね、市街地で売ってる紙パックのは濃厚さがいまいちで、この缶のじゃないとダメなんです。
山の中では100ルピーぐらいでしたが、街中では60ルピーぐらいで売ってました。
このシリーズのすいか味がカルディ等で販売されていて一時期バズりましたが、マンゴー味、しかも缶って売ってないんだよな~~( ..)
日本で買えるようにならないかな…
ネパール行ったらぜひ!試してみてください。
と以上が5日目でございました~。
なんだかんだ長くなってしまうのが私の悪い癖です。
最後まで読んでくださった方、心から感謝。
いつもありがとうございます。
それでは!
かほこ
【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記⑨ヒマラヤ7日間トレッキング #ABCトレッキング【4日目ついに頂上へ…!】MBC~ABC
こんにちは、かほこです。
本日ついに4日目、ゴールのABCへ到着の日です…!
長かった長かった。
今でも頂上についた瞬間の感動は忘れられません。
アンナプルナベースキャンプの標高は4130m。富士山よりも高い場所にあります。
周囲を7000m-8000m級の山々に囲まれているので360度どこを見ても山!という壮大な景色を思う存分堪能できる場所です。
それでは早速ご紹介!
その前にMBCで過ごした夜がわたし的にはかなり印象的だったので書いておこうと思います。
マチャプチャレでの思ひ出
とにかく寒い
マチャプチャレは標高3700mなので富士山の頂上に宿泊するみたいなもの。
本当に寒かった笑
体感は-10度くらいでしょうか。
ベッドの上に寝袋を引いてその上に借りた毛布を被っても、寒すぎる…!
熟睡できないので、1時間ごとに目が覚めてしまいました。
足先が冷たすぎて寝れないという初めての経験をしました。
帰り道すれちがった日本人高齢ご夫婦に「ホカロンは持ってきた?」と聞かれた時、
なんで持っていかなかったんだ…!
となりました笑
ホカロンは薄いから場所取らないし、持って行った方が良かったですね。
星が綺麗
本当に星が綺麗に見えます!
ただ三脚なんて持っているわけないので写真が全然撮れない。
なにがなんだかわかりません(無念)
日本語ペラペラな面白い韓国人に出会う
星を見に外に出たときにめちゃくちゃ面白い韓国人に出会いました。
実は彼とはデオラリでお昼ご飯を食べたときにすれ違っていたのですが、
なんと彼、そこからABCまで行き帰ってきたところだというのです。
すごい体力
しかも、すでに周囲は真っ暗な中、彼は下っていこうとします。
危ないからやめとき!!
止める私たちの声も聴かず、
泊まったってやることないから帰るよ~~
そこらへんで拾ったと思われる木の棒を片手に、ひょいひょいと降りて行ってしまいました。
彼は元気だろうか…
ダルバートを食す
MBCまで来て、彼氏さんが初めてネパールの家庭料理ダルバートにチャレンジ。
ダルは豆のスープ(写真左)、バートはご飯の意味だそうで、街中で食べれるものよりは質素ですが美味しかったそうです。
わたしはとにかく温かいものが良かったのでヌードルを食べました。
一緒に宿泊していた韓国人一家は自分たちで持ってきた辛ラーメンを食べてました。
ついにABCへ向け出発!
はい、なんとか激寒な夜を乗り越え、ついにABCへ向け出発です…!
MBC→ABCまでは約2時間ほどの道のりなので、朝割とゆっくり目に出発しました。
酸素もかなり薄いので、少し進むだけで息切れ。
高山病にならないようゆっくり進みます。
【GOAL】アンナプルナベースキャンプ(A.B.C)へ到着!(標高:4130m)
そして!
MBCから2時間、ポカラを出てから早4日、
ついに標高4130m、アンナプルナベースキャンプに到着です!
ゴォォォォル!ナマステ~
やぁもう綺麗だこと。
とりあえず宿を抑え、お腹もすいたので腹ごしらえでございます。
山小屋が集まっている場所の奥に見晴らしのいい草原が広がっているのでその辺りを散策。とにかく写真撮影。
山小屋で出会った一人旅中の日本人女性と写真を撮り合いっこしました。
この辺りにはアンナプルナ登山で亡くなった方を弔うほこらみたいな石を積み上げたものがたくさんあり、神聖な雰囲気でした。
360度どこを見ても山、山、山!
本当に綺麗です。
他に何と言ったらいいのでしょう…語彙力が欲しい…
高山病を発症、泣く泣く下山
本当はこの日はABCに宿泊して、翌日朝下山する予定だったのですが、
おそらくこの時はしゃぎすぎたんでしょうね
ゴールまで来て気が緩んだのか、わたくし唐突の頭痛と気持ち悪さに襲われました。
完全に高山病の症状です。
宿に戻り様子を見ましたが、頭の痛さは悪くなる一方…
やむなく下山することを決め、午後3時ころにABCを後にしました。
朝焼け見たかったんだけどね…ごめんよ、彼氏さん
とにかく行けるところまで降りようとなり、この日の夕方、日が暮れるぎりぎり前にMBCの一つ先の村デオラリ(標高3200m)に到着し宿泊することにしました。
次どこか高い山へ登るときは本当に気を付けよう
「家に帰るまでが遠足」
こういう時は昔からある言葉が身に染みますね
はい!ということでやっとABCまでの道のり、終了です~
文字にすると長くなってしまいました。
ぜひ興味のある方、また日常が戻ってきたら挑戦してみてほしいです。
おすすめです…!
明日の出勤が憂鬱…笑
それでは~。
かほこ
【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記⑧ヒマラヤ7日間トレッキング #ABCトレッキング【事件勃発!3日目】バンブー~MBC
こんにちは。かほこです。
本日はトレッキング3日目、バンブー~マチャプチャレBCまでの道のり!
3日目にもなると疲れもたまってくるからか、事件が起こり始めます。
ここでの出来事から学んだことは、
①海外旅行では便秘を防ぐため水分をとることが大事
②山登りは危機的状況がしょっちゅう勃発するのでカップルの絆を深めるには持ってこい
の2つ!笑
今でも海外旅行に行く際は便秘薬を持ち歩いてます。
付き合いたてのカップルさん、山登り行くと自分のボロボロの姿をさらすことになるので注意が必要です。
- 最初に3日目の行程をざっくりご紹介
- 早朝バンブーを出発
- ドヴァン(DOVAN)に到着(標高:2800m)
- ヒマラヤ(HIMALAYA)に到着(標高:2900m)
- 事件簿その① 水が臭い事件
- デオラリ(DEURALI)に到着(標高:3200m)
- 事件簿その② 先人の跡
- マチャプチャレB.C(M.B.C)に到着(標高:3700m)
最初に3日目の行程をざっくりご紹介
3日目はバンブーから3つの村を越え、標高3700mに位置するマチャプチャレBCを目指します。高低差1555mもあるのでかなりハードな道のりですが、高知順応のためMBCに宿泊したかったので、この日は意気込んで登りました。
バンブー(BAMBOO)標高2145m
↓ 1.5時間
ドヴァン(DOVAN)標高2800m
↓ 2時間
ヒマラヤ(HIMALAYA)標高2900m
↓ 2時間
デオラリ(DEURALI)標高3200m
↓ 2.5時間
マチャプチャレベースキャンプ(M.B.C)標高3700m
早朝バンブーを出発
早朝5時か6時ころ、バンブーは高い山に囲まれているので、日の当たらないうちに出発です。
早朝のバンブーはこんな感じ。山の上の方はもう日が当たっていますね。
川の近くなので岩がゴロゴロしている道を歩いていきます。
ドヴァン(DOVAN)に到着(標高:2800m)
朝のうちは涼しいこともあり、すぐに次の村ドゥバンに到着しました。
ドゥバンは標高2800mほど。トイレ休憩と前日の反省から膝が痛くならないよう入念にストレッチ。
そして、お水を購入しました。
このお水が後々の事件のきっかけに…。
ペットボトルの販売はないので、自分のボトルに入れてもらうスタイルです。
ヒマラヤ(HIMALAYA)に到着(標高:2900m)
ドヴァンを出て約2時間後、次の村、ヒマラヤへ到着です。標高は2900mです。
順調順調。ここで小休憩をとります。
ん~酸っぱさが身に沁みます。
ヒマラヤを出発するといよいよ標高が上がってくるので、景色が変わってきます。
日も出てきて再びカンカン照りの中を進みます。
すれ違う人と挨拶を交わしながら進みます。山あるあるですね笑
だいたい中国人だと思われるので「ニーハオ」言われます。意地でも「こんにちは」と返します。
事件簿その① 水が臭い事件
ここで1つ目の事件。
なんと、ドヴァンで買ったお水が臭い~~~!!!
嘘やん( ^ω^)・・・
あの時は絶望でしたね~
暑いから喉乾いてるし、ほかに手持ちのお水はもうありません。
飲むしかないですね。飲みますね。鼻つまんで飲みました。
当時撮ったGoProの映像でも、
私「とにかく水が臭いです。それしか言いません。」
と謎の宣言をしてました。
そんな状況とは裏腹に周囲は絶景です。
奥に見えているのが次の村デオラリかな?
ここら辺はずっとモディコーラという谷川に沿って歩いていきます。
本当に絶景で歩いていて楽しい!
デオラリ(DEURALI)に到着(標高:3200m)
そしてデオラリに到着!!標高は3200m、ここでお昼休憩です。
さ、ささっとご飯を食べて出発でございます。
今日はマチャプチャレBCまでなんとしても行きたいからです。
再びモディコーラ沿いを歩き進んでいきます。
事件簿その② 先人の跡
ここで2つ目の事件。
途中なんとなく後ろを歩く彼氏さんの方を振り向くと、なぜか涙目。
私「え…?なんで涙目????」
彼氏さん「お、お腹痛い…」
そうです、完全にあの臭い水のせいです。
どうしましょう、トイレなんて2時間以上先のマチャプチャレまでありません。
しばらく耐えて歩いていましたが、ついに耐えられなくなった彼氏さん、
岩陰に駆け込む…!!
残されたわたくし、誰か来ないか見張り役ですwww
幸いにも誰も通りませんでした。
戻ってきた彼氏さんが一言
「すでに誰かがした跡があった…」
先輩いたァァァァァwww
この時、大爆笑していた私ですが、もれなくそのお腹にはやばいバクテリアが増殖しており、わたしはポカラに降りてから急性胃腸炎レベルの腹痛を発症しました。
今考えるとこの段階で排出していた彼氏さんのお腹は優秀です。
付き合って1年未満で彼女の前で野〇ソするはめになった彼氏ですが、この危機を乗り越えた後、すがすがしい顔で
「俺、もうお前に見られて恥ずかしいことないや~」
って言ってました。呑気やな
もれなく私も腹痛でウゥゥゥと唸るあられもない姿を披露することになるので、
大きい口たたけませんね(・x・)
さてさて、そんなこんなでその後はマチャプチャレに向けまっしぐら。
標高も上がっていくので景色も変わっていきます。
この辺から酸素が薄くなっていくのが身に染みて感じられて、ちょっと登ると息切れするようになっていきました。気温も下がっていきます。
マチャプチャレB.C(M.B.C)に到着(標高:3700m)
はい!そしてついにマチャプチャレBCに到着!標高3700m。
疲れた~。
最後にマチャプチャレBC周辺の景色をいっぱい貼っておきます。
今まで立ち寄ってきた場所よりぐんと標高が上がっているので、
また一味違った雰囲気。仙人が出てきそうな感じです。
次はついにゴールのABCへ向かいます!
なんと私、高山病になります笑
せっかく高地順応したのにな…今思い出しても悔しい~
それはまた次の記事で書きたいと思います笑
それでは~。
かほこ
【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記⑦ヒマラヤ7日間トレッキング #ABCトレッキング【2日目】チョムロン~バンブー
こんにちは。
緊急事態宣言、延びそうですね~
今は辛抱の時と分かってはいても、いよいよ時間を上手く使えなくなってきました、
かほこです。
本日はネパール記事!
ゴールデンウイーク終わるまでには余裕で書き終わっているはずだったんだけどな~
おかしいな~
まぁまぁマイペースに行きましょう。笑
前回の続きで2日目のチョムロンからその日の宿、バンブー(BAMBOO)までの道のりです。
今思えばこのバンブーという村、あつ森の離島ツアーで行ける竹の島に激似です。
今までとは少し雰囲気の違う村でとても素敵でした。
それではさっそくご紹介!です!
チョムロンを出発
出発前に…チョムロンの売店にてお買い物
さぁ、チョムロンでお腹を満たし次の村へ向けて出発です。
と、その前に、お土産屋さんに寄って帽子とTシャツ×2枚を購入しました。
直射日光がかなり厳しかったので頭皮を守るための帽子と、予想外に汗をかくのでTシャツをゲット。帽子は300ルピー、Tシャツは1枚500ルピーくらいだったかな。
そのほかにも手袋などのあったかグッズも売っており、足りないものはチョムロンで買い足せると思います。逆にこれ以降はどんどん物資もなくなっていくので、ここで買っておくのがベストです。
この時買ったダサカワ帽子は結構お気に入りで(アンナプルナって刺繍が入ってる!)、今でも登山の時被ったりしてます。
下って上って次の村へ~谷越え~
チョムロンを出た後は、谷越えです…!
割と急な階段を400mほど下り、また下った分だけ登ります。
写真右奥の斜面になんとなく建物が集まっている場所が、次の村シヌワです。
目視できているくらいなので距離的には大したことないのですが、なんせアップダウンがきつい…初心者運動嫌いなわたくしの膝はやられました…
一歩足を降ろすたびに激痛でヒィィィィって言ってました笑
シヌワ(SINUWA)で休憩
厳しい日差しの中、何とかアップダウンを乗り越え、次の村シヌワに到着!
きゅうけーいヽ(^o^)丿
シヌワは標高約2340mほどの村です。
本当はCCレモンが飲みたかったけどあるわけないので、
レモンティーを注文しました。ホットだけどね笑
絶妙に甘酸っぱくておいしかったです。
シヌワのロッジはお花がたくさん植えてあり、とても綺麗でした。
バンブー(BAMBOO)へ向け出発
シヌワで一息ついた後、次の目的地バンブーへ向かいます。
すでに暑さでヘトヘトなわたしに朗報!
シヌワからバンブーへの道のりは、アップダウンは少なく基本的に平行移動になります(シヌワ:2340m、バンブー:2145m)。しかも今までの道中とは異なり、木々(途中から竹)が生い茂る中を進むので、かなり涼しいラッキーゾーンです。
こうやって写真で見ると日本の山道と雰囲気が似ていますね
前にも書いたかと思いますが、道中これだけいろんな景色が見られるのもABCトレッキングの魅力だと思います。
バンブーに到着!
なんやかんやでだいたい2時間ぐらい歩き、ついにバンブーへ到着です!
バンブーは標高2145m、その名の通り竹が生い茂っており、また周囲を高い山に囲まれているので、静かで涼しい村でした。
看板にも書いてある通り5つのロッジがあり、またバンブー以降は”聖域”となるため肉食は禁止されています。
バンブーの宿について
バンブーでは一番大きそうなロッジ、「THE BUDDHA GUEST HOUSE」に宿泊しました。上の写真に写っているのが食堂で、泊まった部屋は別棟になっていました。
バンブーの感動ポイント① お湯シャワーが出る!
バンブーのいい所はそう!お湯シャワーが使えるところ
確か周囲の山々との高低差を利用して水力発電ができるからだったかな…(うろ覚え)
汗だくの体もきれいさっぱり!最高でした。
バンブーの感動ポイント② マッシュポテト
ご飯は先ほどの写真に写っていた食堂で食べます。
わたしたちはトマトスパとマッシュポテトを注文。
このトマトスパはなぜだか味付けが甘かったんだよな…
ただ、このマッシュポテトが激うま!
それ以来、マッシュポテトブームが到来しました。
そんなこんなで2日目が終了~
バンブーは部屋もかなり広かったし快適に過ごせましたが、
これ以降が結構ハードになっていきます。
ゴールデンウイーク中にせめて頂上まで書きたい!
この所ついつい夜更かしまっていたので、
生活リズム整えて頑張っていきたいと思います~
それでは!
かほこ
【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記⑥ヒマラヤ7日間トレッキング #ABCトレッキング【2日目】キムロン~チョムロン
こんにちは。かほこです。
今回は、2日目、キムロン~バンブーまでの道のりについて書こうと思ったのですが、ちょっと長くなりそうなので、とりあえず途中のチョムロン(CHOMRONG)までの道のりをまとめました。
チョムロンは標高2170m。キムロンからは約350mほど上がった場所にあります。
何を隠そうこのチョムロン、わたしの大好きな村です。
ようやく紹介できてうれしい…!
このアンナプルナトレッキングの道中では一番規模の大きい村で、正確な数は分かりませんが30くらいの宿があったかなと思います。
「景色よし、宿よし、ご飯よし!」の本当に素敵な村です。
それでは早速ご紹介していきたいと思います。
レッツゴー!
キムロンを出発
出発の前に…
朝ごはんを食べて腹ごしらえです。
この日はわたしはオムレツ、彼氏さんはヌードルを注文しました。
しめは安定のミルクコーヒー。
キムロンを出た後は結構な上り坂です。
朝のまだ少しひんやりとした空気の中、前日諦めた急な上り坂を登っていきます。
この途中で前述の中国人家族を見かけました笑
登るにつれ、だんだんと目線が高くなっていきます。
【マチャプチャレを一望】絶景フォトスポットに立ち寄る
ヒイヒイしながら登り坂を登っていると、小さな集落に到着しました。
(場所の名前は忘れてしまった…)
ここからはヒマラヤ山脈の一つ、マチャプチャレが綺麗に見える!
とのことだったので、とりあえず写真を撮りまくりました。
マチャプチャレは標高6933mにもなる山ですが、「聖なる山」としてネパール政府により登山は禁止されているんですね。知らなかった。
たしかに”マチャプチャレベースキャンプ”はあったけど登山口とかよくわからなかったもんな…。
荷物を運ぶロバやワンちゃんとすれ違いつつ、ひたすら歩きつづけ、
次の目的地のチョムロンを目指します。
チョムロンに到着!
そんなこんなでキムロンから約3時間!ついに、チョムロンへ到着!
遠かった…。
この看板を見つけて物凄い喜んだわたしたち…
ただ、チョムロンはかなり大きな集落で、ここは山小屋が集まったメインの場所からはだいぶ手前の場所でした。
この後もまたしばらく歩きます。
チョムロンのおすすめレストランにてランチ
そんなこんなでまた10分くらい歩き、チョムロンの中で一番高い場所にあるレストランでお昼ご飯を食べることにしました。
そこがこちら!わたしがアンナプルナトレッキングで一番大好きだった山小屋、
「EXCELENT VIEW TOP LODGE & RESTAURANT」です!
魅力は何といってもその景色!
本当に最高でした。
アンナプルナ(写真左)とマチャプチャレ(写真右)とが一望できます。
お昼の時間帯はまだ宿泊客も到着していない時間帯なので、お店も閑散としていました。
宿の人も椅子に座ってゆったり景色を眺めていたり、ワンちゃんが気持ちよさそうに日向ぼっこをしていたり…。まったりした雰囲気がとてもよかったです。
そして料理も最高。
このハンバーガーが塩味がきいてて最っっっ高においしかったです!
ハンバーグが何でできているのか全く分からなかったけど、本当に美味しい笑
あまりにも美味しかったので、帰りはこの宿に宿泊しました。
帰り道はこのハンバーガーをもう一度食べることだけがモチベーションでしたね…
お部屋もとてもすてきだったので、また帰りの記事でご紹介します。
ぜひ皆さんにも行ってほしい!ちょっと遠いけど…笑
そんなわけで今回は2日目のキムロンから途中チョムロンまでの道のりをご紹介しました。
次回はチョムロンから、2日目の宿バンブーまでの道のりをご紹介したいと思います。
それでは~
かほこ
【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記⑤【番外編②】ヒマラヤ7日間トレッキング #自由気ままな中国人一家のお話
こんにちは。かほこです。
こんにちは、な時間ではないですね笑
ひさしぶりにトレッキング記事を書こうと思ったらこんな時間に…
早速毎日更新守れず…( ;∀;)
「目的は続けることにあり、無駄にハードルは上げない」
これも習慣化のポイントなんだそう。
まぁ記事は書こうとしたので良しとしようかな笑
それはさておき、
今日は本当は2日目についての記事を載せたかったのですが、
ボリュームが増えすぎてしまったので、
先にキムロンで出会った中国人ご家族とのエピソードを書いておきたいと思います。
大したことではないのですが、なぜか印象に残ったので記事にもしておきたいなと。
トレッキング道中事件簿~自由気ままな中国人一家~
実は1日目の夜、わたしたちの後にキムロンに到着した家族がいました。
40代くらいの中国人ご夫婦とお嬢さんの3人家族。
なんと「今からチョムロンを目指す」というのです。
その時すでに17時すぎ。すでに周囲は暗くなり始めていました。
それに加え、娘さんはまだ小学生ぐらいの小さな女の子。
「チョムロンまでは3時間ぐらいかかるよ」
「危ないから今日はここに泊まった方がいいよ」
とつたない英語で説得するも、
「大丈夫、大丈夫~」
と言って3人は登って行ってしまいました。
なにせ夜は街灯一つないので真っ暗闇。
「あの3人大丈夫だったかな…」
彼氏さんとそんな会話をしながら、その日は眠りにつきました。
2日目の朝、宿を出て少し歩いたところにまた別の山小屋があり、
横目に見ながら歩いていると、
ん?見覚えのある3人家族…
そう、その中国人家族は結局チョムロン行きを諦め、
わたしたちが泊まった宿から5分ほどの宿に宿泊したようなのです。
なんだい!心配して損したわwww
でも、たくさんの朝食をオーダーし美味しそうに食べているその家族を見て、
良かった~と少しほっこりしました。
トレッキング中に出会う外国人旅行者の方は結構面白い人が多いです笑
写真一緒に撮ってもらえばよかったな~
以上、
キムロンで出会った自由気ままな中国人一家のお話でした。
写真がないので、前述のコムロンのレストランで出会ったかわいい女の子の写真を。
小さな兄弟をおぶって面倒見てました。
かわいい笑
それでは、おやすみなさい~
かほこ
【登山初心者女子が行く!】ネパール滞在記④【番外編①】ヒマラヤ7日間トレッキング #ネパール山小屋初ステイ
こんにちは。かほこです。
アンナプルナトレッキングについて、気力に任せて書いてきましたが、やぁもう疲れてきた(基本意思弱い)。
ということで、今日は箸休め的に番外編と称し、ネパール山小屋初ステイについて、どんな感じだったか書きたいと思います。
わたし実はこのネパールトレッキングが初めての山小屋ステイでして(日本では日帰り登山しかしたことなかった)…
今考えればよく行ったなという感じですが、初心者が行ってびっくりしたこととか、きつかったところとか笑、これは持って行ってよかった!
等々、正直に書いていきたいと思います。
今後ちょいちょいトレッキング道中の紹介とは逸れた部分を「番外編」としてご紹介していこうと思うので、トレッキングについてだけ知りたいという方は読み飛ばしていただいて構いません。
いやでもわたし的に面白エピソードだから読んでほしい(どっち)。
それでは、早速!
キムロンにてネパール山小屋デビュー
宿・お部屋はこんな感じ
キムロンのお宿について
キムロンは規模としては小さめで、山小屋も2~3軒ほどしかありません。わたしたちは一番手前の割と大きい山小屋に泊まることにしました。オーナーは50~60代くらいのおじさん。お部屋は全部で10部屋くらいありました。
お部屋はこんな感じ
部屋の中の写真、撮り忘れた(´;ω;`)
文章だと分かりにくいと思いますが…書いちゃう笑
部屋はだいたい5畳くらいで、オーナーさんに2人と伝えるとシングルベッドが2台並んだお部屋に案内してくれました。ベッドとは言っても木製の簡易ベッドの上に薄いマッドレスが置いてありその上にシーツとして薄い毛布が引いてある感じです。言えば無料で毛布を貸してくれます。照明は枕元の豆電一個笑。
日光が出ている間は夏みたいに暑い気候なんですが、夜は普通に寒いので、私たちはベッドの上に寝袋を広げ、その上に借りた毛布を掛けて寝ました。寝袋はダニ除けでもあります。一応こんな感じで最低限気を付けていれば、トレッキング通して虫刺されでやられることはなかったです。
寝るときの恰好はこんな感じ
寝るときの恰好は、下はユニクロのヒートテックレギンス+スエットズボン、上はモンベルの長袖インナー+半袖T、その上に薄ーいフリース着て寝ました。キムロンではこの格好で気持ちよく眠れました。
ちなみにこのフリースはポカラで購入したもので800円でした。NORTH FACEのロゴが入ってますが、偽物です。ポカラやカトマンズには登山客向けにこうしたパチモンがいっぱい売ってます。安いし偽物だけど値段の割に質はいいです。寝袋もポカラで購入。こうゆう薄いフリースはパジャマ用に持っておくと結構便利!
このフリース、帰ってくるときカトマンズで捨ててきちゃったんだよな…。パチモンだしと思ったんだけど、着心地良くて結構気に入ってたんだな。捨ててからわかるお気に入り…。
ご飯はこんな感じ
夜ごはん
ご飯は基本食堂で食べます。ちなみにこの日の宿泊客はわたしたちだけでした。
夕食はビール(サンミゲル)とフライドヌードル(焼きそば)、スープ(味忘れた)を注文。
お味はまあまあだったかな笑
あ、思い出した。このスープたしかガーリックスープです。彼氏さんが精力付けなきゃとか言って頼んだんですが、案の定口が臭くて迷惑でした。頼むときは要注意。
味付けはおなじみのカレー味です笑
朝ごはん
朝ごはんはオムレツとミルクコーヒー。どちらも美味しかった!
ちなみにどこの宿でも朝食はだいたいセットメニュー(卵料理・ナンorライス・ハムorベーコン・野菜・飲み物)か単品かで選べます。セットメニューだと結構値がはる(500~700ルピー)のでわたしはだいたい単品で卵料理+飲み物を頼んでました。
卵料理は種類が豊富で、目玉焼き・ゆで卵・オムレツ・スクランブルから選べます。私はオムレツを食べてました。宿によって違いますが刻んだ野菜が入ってたりして美味しかったです。
トイレ・シャワーはこんな感じ
トイレ
トイレはもちろん共同。初めて行く人はこのトイレとシャワーは覚悟がいるところかもしれません。
電気?照明?もほとんどないので夜は懐中電灯を持ってトイレにいきます。この時トイレットペーパーはないので、使う分だけ片手に巻いて持っていくのを忘れずに。捨てる場所もないので、ちょっと嫌かもしれませんがごみ袋に入れて持ち歩きます。
トイレは基本ボットンです。用が済んだら、トイレにおいてあるバケツの水を手桶ですくって流します。
わたしは基本トイレに行くときは「下を見ない。息を止める。すぐ出る。」これを信条にスピーディーに済ますことに命をかけてました。
最初はあれかもしれませんが、慣れます!大丈夫です。
シャワー
シャワーについては、キムロンの宿は水のみで、お湯は有料でした。
日中汗もかいたし、日が暮れて普通に寒かったのでお湯をお願いすると、オーナーのおじさんがバケツに入ったお湯と手桶を用意してくれました。2人分で200ルピーぐらいだったかな。
「このお湯大丈夫なんだろうか…」
こんな考えが頭をよぎりますが、そんなことも言ってられないので、思いっきりお湯をかぶります。その後は隙間風がしんどいのでとにかく早く終わらせることしか考えてない。
シャワールームといっても一畳くらいのスペースに簡易シャワーが設置してあるだけ。床はコンクリなのでクロックスを履いたまま入ります。日本みたいに「今使ってます」なんて札もないので、鍵を掛けるのを忘れずに!(女性は特に!気を付けてね)
この狭いスペースで服を脱いで、シャワー浴びて、服を着るので、一通り必要なものを袋に詰め込み、壁に設置してあるフックにその袋を掛け、随時袋から出し入れしつつシャワーを浴びます。
わたしたちは100均で買ったポリエステル素材?の袋にタオルや着替えを詰め、無印良品の吊るせるトラベルポーチ?にシャンプーなどのアメニティーを入れてました。
この無印のポーチが優秀だこと。
持って行って便利だったものもいつかまとめて記事にしよう。よし。
【おまけ】お洗濯もの
洗濯はできないので、基本干すだけです。オーナーのおじさんに聞いたら適当に干していいよってことだったので、お庭に勝手に干させてもらいました。盗まれることはなかったのでそこは安心して干して大丈夫です。
よくよく考えたら洗ってもない臭い服、誰も盗まないよね笑
Tシャツとか下着とか、直接肌に触れるものは限界がきたらシャワールームで水洗いし、干します。
たださすがに乾かないので、日中の強い直射日光を利用して、ザックに引っ掛けながら歩いて干してました。
途中疲れてもう何でもいいわと思ってスポブラもザックに引っ掛けて歩いてた。今考えるとやばいな笑
わたしたちはポーターを雇わないと決めていたので荷物は最小限が良くて、衣類も最低限しか持っていかなかったんですが、やっぱり下着、インナー、Tシャツはできれば多めに持って行った方が良いです。
持っていく服については書きたいことがありすぎるのでまた別記事にて。
今日はこんな感じで終わりにしたいと思います。
話が変わりますが、今日ラインを開いたら、
「山岳関係団体、登山自粛要請」なんてニュースが…
たしかにこれから登山シーズンになりますが、今は我慢時。
いつかコロナが落ち着いて、外出も旅行も自由にできるようになった時、
「海外トレッキング挑戦しよう!」
そんな人たちの少しでも参考になれば。
それでは~。
かほこ